「灯油荷卸しガソリン検知システム」は、タンクローリーから灯油を荷卸しする際に、ガソリン成分の有無を検知して、コンタミ事故を防止するシステムです。

　遠方注油口の検知ユニット内で、クマヒラ社の液体検査技術を応用した液体スペクトル（光センサー）が通油を確認し、ＡＩによってガソリン成分が判定されると、荷卸しが中断される仕組みです。
ガソリン成分が判定された油は、検知ユニット内にとどまりますので、地下タンク内への混入を未然に防ぐことができます。

　これにより、ガソリンが混入した灯油の誤販売を防止し、配送業務の負担軽減や安心安全の施設運営に貢献します。

　会期中は多くの方々に製品をご覧いただき、２社の製品技術が集約された「次世代の荷卸しシステム」であると、大変ご好評をいただきました。

　これからも、当社は長年つちかってきた危険物に関する製品技術を生かし、より安心安全で効率的なエネルギー供給を実現できるよう、努めてまいります。